3. パフォーマンス領域(第7版8個 → 第8版7個)
⚠️ 要検証セクション:本ファイルの「第8版の7領域」の具体的名称・境界線は、 執筆時点(2026-08-26)で公式ガイド原文と一語一句の照合ができていない。 第7版の8領域(下表)は確立情報として扱い、第8版側は「統合の考え方」までを 暫定的に示す。研修で使う前に必ず公式ガイド日本語版で該当ページを確認し、 表を確定版に置き換えること。
3.1 第7版:8つのパフォーマンス領域(確立情報・ベースライン)
| # | パフォーマンス領域(英語) | 日本語 | 概要 |
|---|---|---|---|
| 1 | Stakeholders | ステークホルダー | 関係者の特定・エンゲージメント・期待値管理 |
| 2 | Team | チーム | チーム文化・リーダーシップ・育成 |
| 3 | Development Approach and Life Cycle | 開発アプローチ・ライフサイクル | 予測型/適応型/ハイブリッドの選択とテーラリング |
| 4 | Planning | 計画 | スコープ・スケジュール・コスト・リソースの計画活動全般 |
| 5 | Project Work | プロジェクト作業 | プロセスの確立、資源の獲得、コミュニケーションの運営 |
| 6 | Delivery | デリバリー | 価値ある成果物を計画通り/適応的に届ける |
| 7 | Measurement | 測定 | パフォーマンス評価、指標の設計と解釈 |
| 8 | Uncertainty | 不確実性 | リスク・曖昧さ・複雑性・変動性への対応 |
図:8領域をプロジェクトの流れに置くと
3.2 第8版:7領域への統合(暫定・要検証)
第8版で8→7に整理された背景として、本資料集では次の仮説を採用する (あくまで学習用の仮説であり、公式の統合方針そのものではない):
- 「プロセスと成果物に品質を組み込む」(原則3)が本編に強く 統合されたことで、Measurement(測定)とDelivery(デリバリー)の一部機能が 品質管理の文脈に吸収されている可能性がある
- プロセス(40プロセス)が本編に復活したことで、Planning と Project Work の境界が プロセス群(立ち上げ・計画・実行・監視コントロール・終結)側で再定義され、 パフォーマンス領域側の重複が整理された可能性がある
| 暫定領域名(要検証) | 統合元の想定 | 研修上の扱い方 |
|---|---|---|
| ステークホルダー | Stakeholders | そのまま継続 |
| チーム | Team | そのまま継続 |
| 開発アプローチ・ライフサイクル | Development Approach and Life Cycle | そのまま継続 |
| 計画とプロジェクト作業 | Planning + Project Work | 統合の可能性(要検証) |
| デリバリーと品質 | Delivery + 測定の一部 | 統合の可能性(要検証) |
| 測定(縮小版) | Measurement の残部 | 独立領域として残るか要確認 |
| 不確実性 | Uncertainty | そのまま継続 |
図:8→7 統合の考え方(仮説・要検証)
3.3 研修での使い方(確定情報が無くても進められる部分)
パフォーマンス領域は「プロジェクトのどの側面を定期的にチェックすべきか」の チェックリストの見出し として使うのが実務的な価値。具体的な領域数・名称が 確定するまでは、以下の運用で代替できる:
- 週次/隔週のプロジェクトレビューで、7版の8領域(3.1の表)を順番に確認する
- 「この領域について、直近2週間で悪化・改善したことは何か」を一言で記録する
- 公式の第8版7領域が確定した時点で、記録フォーマットの見出しだけを差し替える (運用の実質は変わらない)
3.4 演習:自分のプロジェクトの領域別ヘルスチェック
| 領域(第7版8区分を使用) | 状態(◎/○/△/✕) | 一言コメント |
|---|---|---|
| ステークホルダー | ||
| チーム | ||
| 開発アプローチ・ライフサイクル | ||
| 計画 | ||
| プロジェクト作業 | ||
| デリバリー | ||
| 測定 | ||
| 不確実性 |
✕がついた領域は、02_six_principles.md のどの原則の 実践不足が原因になっているかをセットで書き出すと、原則とパフォーマンス領域の つながりが実感として理解できる。