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統合ツール:責任分担(RACI + DACI)

統合元:PMBOK 10.2 RACI + 内製教科書 第29章(RACI/DACI/会議体)。 残した中心:RACIはPMBOKの表をそのまま。加えて教科書のDACI(決める人と決められる状態を作る人の分離)と「埋まらないマスが問題所在」を採用。

1. RACI(作業・成果物にプロジェクト全体で1枚)

R=実行 / A=説明責任(1タスク原則1名) / C=協業(双方向)/ I=報告先(一方向)

タスクPM開発リードQAスポンサー利用者代表
要件定義の確定ACCIR
スケジュール承認RCIAI
品質基準(DoD)合意ARRIC
リリース判断CCCAI

点検:各行でAが必ず1つか。Aが決まらないマスが、そのプロジェクトの問題の所在(教科書:売上計上先でネット部長も店舗本部長もAと言わない→上位に置くと露見する)。

2. DACI(一つの意思決定に、決まるまでの間だけ)

役割すること
DriverPM選択肢を整理し、各案の影響を数字で示し、決裁の場に載せる
Approver1名どの案にするかを決める
Contributor関係部署情報・意見・自部門への影響を出す
Informed影響を受ける人決定と、その運用上の意味を知る

要点:Approver(決める人)と Driver(決められる状態を作る人)は別。 「決めてくれない」の大半は、Driverの仕事(選択肢+得失+期限を揃える)が終わっていないだけ。

「社長が決めてくれない」=Driverの仕事が終わっていない(白紙で持ち込んでいる)。

3. 使い分け

  • RACI=開始時に1枚(責任分界の合意と抜けの発見)。憲章に添える。
  • DACI=判断が詰まったときに1行(止まった判断を動かす)。
  • 兼任してよいが「今どの帽子で話しているか」を明示し、判断が一人の中で閉じないようにする(教科書 第4章)。